2011/04/18

Pasori&Ferica2Moneyを使ってのフェリカ履歴データのGnuCash取込


タイトルがわけわかりませんが、
「RFIDリーダを使ったICOCA履歴をGnuCashへ読み込む方法」
です。

GnuCash情報の老舗、このサイトの方曰く「出来る」と言ってる(ぽい?)ので、
RFIDリーダ「Pasori」を買ってみました。

・GnuCash、ちゃんと使ってます
http://sent-a.blogspot.com/2011/02/gnucash.html

それでは、説明を…

■前提

・Windowsでの作業(XP SP3)
・もちろんGnuCashもWin版(2.4.4)
・Pasoriは後期版(黒)のRC-S370

次は手順です、

■手順

①Pasori(RC-S370)のドライバ&ソフトのインストール
RFIDリーダであるPasoriをUSBでPCに繋ぎます。
XPなら繋いだ途端、自動でドライバ&ソフトインストールしました。
※本筋じゃないので端折ります。

②FeliCa2Moneyをダウンロード&インストール
こちらからソフトをダウンロードします。
http://felica2money.tmurakam.org/
インストールして下さい。
ここらへんではハマる要素は無い…と思う。

③FeliCa2Moneyを起動、設定を行う。
ソフトが立ち上がったら、以下の設定をしてください。
※赤い囲みの部分


・「OFXファイル名を主動で設定する」> On
保存場所を指定しない設定にすると、無言で終了します。
(どこに保存しているんだろう…?)

・「保存後にOFXファイルを自動的に起動する」> Off
ウチのようにMSMoneyと同時にインスコしているところにはこの設定が必要です。
(そんなヤツ一握りでしょうけど、念のためw)

・「Ver2.0のOFXファイル(XML)を生成する > Off
GnuCash側が対応していません。※後述

その他、JRのカードを読ませたい方は、上部のエリア選択を行って置いてください。
設定が終われば「OK」ボタンをクリックして設定画面を閉じてください。

④Pasoriにカードをセットして履歴をOFXファイル出力
カードをセットして、各種対応するボタンをクリックしてください。
※俺はICOCAなので、上から二番目のボタンを押下しました。

ファイル選択のダイアログが表示されるので、
保存するファイルの場所・名前を指定してください。

⑤GnuCashを起動しOFXファイルを読み込ませる
起動させたら、「ファイル(F)→インポート(I)→OFX/QFXファイルをインポート」をクリック、
ファイルを選んでください。

「勘定科目を選択」の選択画面で科目を選んだ後、
「汎用インポート取引マッチング」画面が表示されます。


個々、右端の「情報」欄をクリックして、「入金」と「出金」の仕訳をしてください。
俺の場合、「財布」と「交通費」の科目を割り当てているので、そこへ振りました。
※2回目からは楽になる…かも?しれませんw


■ハマり点

上記の「Ver2.0のOFXファイル(XML)」にGnuCash側が対応していないのを解らず、
「ど~~足掻いても文字化けする!」と延々とハマっていました。

ようやく、他の読めたファイルとの違いを探り「ヘッダ部が違う!」と突き止めました。

2.0のファイル
-------------------------
<?xml version="1.0" encoding="shift_jis" standalone="yes"?>
<?OFX OFXHEADER="200" VERSION="200" SECURITY="NONE" OLDFILEUID="NONE" NEWFILEUID="NONE"?>
-------------------------
2.0以前のファイル
-------------------------
OFXHEADER:100
DATA:OFXSGML
VERSION:102
SECURITY:NONE
ENCODING:UTF-8
CHARSET:CSUNICODE
COMPRESSION:NONE
OLDFILEUID:NONE
NEWFILEUID:NONE
-------------------------

コレを差し替えると上手くいき、後で「バージョンか!」と気づいて
設定を変えるとここが変化することを確かめました。


■所感・感想

…まあ「全てを手入力しなくて良い」だけで、
判断と実際の仕訳には人間系が必要なのは変わりませんが…。

間違いがなくなることと、少しでも省力化できるのは俺好みかと。


しかし…履歴は20件なんですね。
一週間に一回、読み込ませないといけないな…ルール化するか。

2011/04/17

GnuCashレビュー


あんま情報無いんで、尖兵になりましょうかねっと。
えらそうにレビューと書いたけど「感想文」です♪

■前提

・Windows版(2.4.4)です
・マシンはネットブック、OSはXPHomeインスコして眺めてます

■感想


筆者は、社会人一年生のころに会計アプリの「なんちゃって子守PG」だった(当時意味わかってなかったが…)のと、簿記3級程度の知識を持っている人…だと思います。
また、家計簿系にはMicrosoftMoney使ってたクチです。

その目で見てみると…

市販会計アプリ ≧ GnuCash = MicrosoftMoney > 家計簿アプリ

というのが直感かな。
(MSMoneyは賛否両論あるだろけど"俺視点"ならこう。アレにはアレで「なぜそうしたしw」ってご作法あるし、販売終了してから機能減ってるし…)

仕分(伝票)をバッカバカ切るような職種の小売業じゃないなら、自営業さんは全然会計アプリとして使えると思う。
寧ろ「シンプルな機能群」であることを考えると、「簿記ちょっとカジリましたー」→即実践と行けるありがたい存在かも?

家計簿アプリとしても最適解ではないにしても結構使える・使いやすいと思います(これもあくまで俺視点)。


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以下、観点別の感想です。


■日本語化


他の情報で「日本語化がまだまだ」「文字化け」「日本語入力で死ぬしww」とか見かけたのだけど、全然そんなこと無かったです。
一部日本語化できてないところがあるけど、他のGnu系のアプリに比べれば「良くやった!」クラスだと思います。


■導入作業

インストールは、ダウンロードしてインストーラ起動して次へ次へで終了。
初期設定は、起動してデータの保存形式決めて、勘定科目のデフォルトセットを指定すれば「とりあえずは」使える。

そんなに敷居は高くない感じです。

他システムからのデータのインポートや、勘定科目の自作などを「導入」へ含むなら、結構かかる。
※ただし、それは他のアプリでも同様でしょう。


■「会計アプリ」として


ゴテゴテとした機能装飾が無い「単純仕分記録装置」だと思います。
ERP(の中の会計アプリ)だったり、世の中に売ってるものから考えれば、無論機能は足らないす。

でも、10年前見ていた世界で考えると、世の「会計アプリ売ってます!」な会社は、

1."カスタマイズ"という名の「勘定科目やマスター整備」「カスタム帳票定義」
2."新規開発"という名の「各社業務にあわせたアドイン機能作成」「自動仕分(他システムデータ流込)機能」

が肝であり、それでオマンマ食ってるっぽかった。

そのモノサシで見れば、1.の"カスタマイズ"さえ気合入れれば、十分使えるのじゃないかな。
それは作り手も解ってるようで「ビジネス用」「家計簿用」みたいなテンプレ勘定科目が選べたりする。
(ここの"標準形"の用意って、使う人で千差万別すぎてかなり難しいと思うのは俺だけ?)
いざとなれば全とっかえして、業態に合わせたら良いしね。

※俺はちなみにこんな感じ。流動資産とクレジットカードは口座情報があるので割愛。…MSMoney臭がするな…。

そして「データ格納にDBを選べるの」は熱いと思う。
まだスタンドアロン&MySQLでしか試してないけど「DB化→他サーバ移行→Lan全体から参照」とかしていくと、中企業程度のクラサバアプリになる…かもしれない。
(同時アクセス出来んって書いてあるから、あんま意味無いかもだけど)

拠点またぎ、連結、ユーザの概念(入力者別に集計とか)出来ればいいなぁ(遠い目)。



■「家計簿アプリ」として(日々入力の使い勝手)

まずは複式簿記。

これは賛否あるだろけど、最初から「仕訳する気マンマン!」なら問題ない。
むしろ、簿記試験に出てくるT勘を「忠実に再現している(システムの作り手的には結構ムズいよ…)」ので、人によっては「そのほが早い」。

そうでない人を意識したかは知らないが、入力モードは3つ用意されている。

1.基本元帳 - 明細を書かず、相手科目を一行で書く方式。MsMoneyっぽい。



2.自動スプリット元帳 - 編集中の取引のみ明細が開いて記入していく方式。






3.取引仕訳帳 - すべての取引が、自動スプリット元帳のように展開されて表示・入力する方式。

家計分析には「そない要らんしw」くらい充実してるといえる。
会計業務的には「足りない」「もっとこういうのを…」は多くあるかもしれない。

個人的には折線グラフ欲しかったけど…設計概念自体にその考えは無いっぽいな。

ただ、帳票定義するためにはScheme(Lispの方言)使えないとダメらしい。
それはちょっと敷居が高いんじゃね?



■データ取込

とりあえず、

・ネットバンキングのファイル(OFXファイル)
・証券会社からダウンロードした明細CSVファイル
・カード会社からダウンロードした明細CSVファイル

は可能。実際にやってみた。

当たり前ながらすべてにおいて「仕訳は自力でやらねばならない」のは、MSMoneyと一緒。
一度取り込んだパターンを覚えているのか、二回目以降「勝手に相手科目決めてくれる」場合があるのだが…結構アバウトな感じなので、結局人間の目検が必要。

できれば、ダウンロード後インポートじゃなくて、「月末など"ある日"に勝手に取り込んで人間はチェックだけする」みたいな「自分から取りに行く」挙動してほしーなー出来んのかな?
※それがネットバンクの設定かな?あの設定画面はわからん…。


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■その他

・教材として使えるんじゃね?

複式簿記かつシンプルな機能…なので簿記試験出てくるような仕分がそのまま書ける。
これは「B/L、P/Lが出来るまで」を疑似体験できる「教材」としてつかえるんじゃないか?と思った。
(実際、自身がそう使おうと考えているだけど)

・DB使えるなら…いろいろと夢がひろがりんぐw

バックアップやチューニング、他システム連携(IN:データ自動作成、OUT:他システムからの参照)など、「システム屋の土俵」に上げれると面白いかもね。(そのためには解析せねばならないけど…)

・Linux版が本命です

Windows版を試したのは「環境がなかったから」であり本当にやりたいのは「Linuxを使っての家計簿付け」です。
この後、Linux版へ移行し「同じことが出来るか」を検証します。


■参考 (無断転載ご容赦)

・GnuCash文書プロジェクト (本家ページの"日本語"表示)
http://www.gnucash.org/docs.phtml?lang=ja_JP
・Linux on the Desktop - GnuCash 財務管理ソフトウェア
(Linuxのソフト紹介ページ中の一項目)
http://f40.aaa.livedoor.jp/~green/?GnuCash
・GnuCash/GnuPG 日本語訳(Win版Tips?)
http://www40.atwiki.jp/gnucashtransation/pages/58.html
・GnuCashの使い方 (常用している方のブログ)
http://sent-a.blogspot.com/
・我が心のあれこれ (インストール体験記)
http://www.k-izu.com/archives/843


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以上、使用開始2日目だとこんな感じ。
今後は「具体的な使いかた」で気づいたところを書いていくつもり(時間があればね…)。

個人的にはたいそう気に入ったのでこれから実用していきます!

今まで俺は親族にはMSMoney使うように指導してきたけど、自身が1年くらい使って便利なら乗り換えさせようかな。
データ移行がなぁ…(泣